桜花


そんな幸せで穏やかな日々を過ごしていたある日。


青年の住む村で流行り病が広まり始めた。


病に掛かった人々は次々に死に絶えていきました。


そんな病に青年も掛かってしまいました。


高熱によって奪われる体力や気力の中、青年はあの桜の木が気になりました。


自分が病で行けていないせいで寂しい想いをしているだろう。


早く行かなければ――…。












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