本気の恋をしようじゃないか《加筆修正版》
知らない番号・・・まさか!
俺は震える指でタップした。
「もしもし!」
「・・・あっ・・・小牧さんですか?」
え?男?しかも俺の名前知ってるって
「あの・・・あなたは?」
まさか・・まさか杏奈の彼氏とか?
・・・・俺、大事な事を忘れていた。
俺に彼女がいないから勝手に杏奈も彼氏がいないと思いこんでいた。
一気に身体が凍りついた。
だが電話の向こうの声の返事は意外なものだった
「すみません。僕、さっき杏奈ちゃんと一緒に飲んでた美和の彼氏の
浅野って言います」
「えっ?」
彼氏じゃないってわかって安堵するもののなんで電話の相手が
美和とか言った女の彼氏なのかよくわからなかった。
一気にテンションが下がった。
だがそれと同時にまだ杏奈は美和と一緒にいるのだと言う事がわかった。
「あの・・・どういう用件で?」もう付きまとうなとか、よくない事ばかりが
頭をよぎる。
だが浅野さんの口から出た言葉はこれまた意外なものだった。
「杏奈ちゃんはあなたと会って凄く動揺していました。今あなたとの過去の事を
美和が聞いているようなんだけど、もしかしたらあなたと杏奈ちゃんのいい分が食い違うのかも
って思って・・・」
「食い違う?」
確かに杏奈は俺を見て振ったのは俺みたいな事を言った。
「お互いが振られたって言っているようなのでその辺を教えていただけないかと思って」
俺は顔も見た事のない杏奈の友人の彼氏に俺と杏奈の出会いとこんな状態になったいきさつを
話し始めた。
恥ずかしさは正直なかった。
だってこれが本当に勘違いだったら・・・
もう一度杏奈を抱きしめる事が出来ると思ったから・・・・
俺は震える指でタップした。
「もしもし!」
「・・・あっ・・・小牧さんですか?」
え?男?しかも俺の名前知ってるって
「あの・・・あなたは?」
まさか・・まさか杏奈の彼氏とか?
・・・・俺、大事な事を忘れていた。
俺に彼女がいないから勝手に杏奈も彼氏がいないと思いこんでいた。
一気に身体が凍りついた。
だが電話の向こうの声の返事は意外なものだった
「すみません。僕、さっき杏奈ちゃんと一緒に飲んでた美和の彼氏の
浅野って言います」
「えっ?」
彼氏じゃないってわかって安堵するもののなんで電話の相手が
美和とか言った女の彼氏なのかよくわからなかった。
一気にテンションが下がった。
だがそれと同時にまだ杏奈は美和と一緒にいるのだと言う事がわかった。
「あの・・・どういう用件で?」もう付きまとうなとか、よくない事ばかりが
頭をよぎる。
だが浅野さんの口から出た言葉はこれまた意外なものだった。
「杏奈ちゃんはあなたと会って凄く動揺していました。今あなたとの過去の事を
美和が聞いているようなんだけど、もしかしたらあなたと杏奈ちゃんのいい分が食い違うのかも
って思って・・・」
「食い違う?」
確かに杏奈は俺を見て振ったのは俺みたいな事を言った。
「お互いが振られたって言っているようなのでその辺を教えていただけないかと思って」
俺は顔も見た事のない杏奈の友人の彼氏に俺と杏奈の出会いとこんな状態になったいきさつを
話し始めた。
恥ずかしさは正直なかった。
だってこれが本当に勘違いだったら・・・
もう一度杏奈を抱きしめる事が出来ると思ったから・・・・