本気の恋をしようじゃないか《加筆修正版》
しばらくすると小牧君がクレープを持って帰って来た。
「お待たせ」
クレープは1つ。
「え?小牧君の分は?」
「俺は少しもらえればいいよ。だってクレープってくどくない? 俺1こまるまる食べれないんだ・・・だから杏奈のをもらう」
小牧君に買ってきてくれたものを自分だけ食べるのは少し気が引けるけど、生クリームとイチゴ・・・それにチョコがかかったクレープ。やっぱり食べたい。
「ありがとう。じゃあいただきま?す」
私は大きな口でクレープにかぶりついた。
甘酸っぱいイチゴと甘さを押さえた生クリームそしてアクセントのチョコが私の口の中で広がった。
「おいしい~~。小牧君おいしい」
足をバタバタさせるぐらいしか私には美味しさを表現できなかった。
小牧君はそんな私をニコニコしながら見ている。
正直こんなかっこいい人にじろじろ見られるのは非常に恥ずかしいのだけれど
今の私は食い気の方が勝っていた。
好きなだけ食べなと言ってくれる小牧君に甘えるように無言で食べる。
でもこのままだと本気で全部食べちゃいそう。
「ねえ・・・食べかけで悪いけど小牧君も少し食べて」
私が食べかけのクレープを差し出すと小牧君がぐっと私に近づいてきた。
しかも物凄く近くてこっちがドキドキするほどだった。
「小牧君?」
「ありがとう~じゃあ~いただこうかな」
そう言ってもっと近づいてくる。
「こ・・小牧君?クレープはこれだけど・・・」
私の目をじっと見つめながら近づいてくる小牧君に私の心臓は急激に激しくなる。
「俺の欲しいのは・・・こっち」
「お待たせ」
クレープは1つ。
「え?小牧君の分は?」
「俺は少しもらえればいいよ。だってクレープってくどくない? 俺1こまるまる食べれないんだ・・・だから杏奈のをもらう」
小牧君に買ってきてくれたものを自分だけ食べるのは少し気が引けるけど、生クリームとイチゴ・・・それにチョコがかかったクレープ。やっぱり食べたい。
「ありがとう。じゃあいただきま?す」
私は大きな口でクレープにかぶりついた。
甘酸っぱいイチゴと甘さを押さえた生クリームそしてアクセントのチョコが私の口の中で広がった。
「おいしい~~。小牧君おいしい」
足をバタバタさせるぐらいしか私には美味しさを表現できなかった。
小牧君はそんな私をニコニコしながら見ている。
正直こんなかっこいい人にじろじろ見られるのは非常に恥ずかしいのだけれど
今の私は食い気の方が勝っていた。
好きなだけ食べなと言ってくれる小牧君に甘えるように無言で食べる。
でもこのままだと本気で全部食べちゃいそう。
「ねえ・・・食べかけで悪いけど小牧君も少し食べて」
私が食べかけのクレープを差し出すと小牧君がぐっと私に近づいてきた。
しかも物凄く近くてこっちがドキドキするほどだった。
「小牧君?」
「ありがとう~じゃあ~いただこうかな」
そう言ってもっと近づいてくる。
「こ・・小牧君?クレープはこれだけど・・・」
私の目をじっと見つめながら近づいてくる小牧君に私の心臓は急激に激しくなる。
「俺の欲しいのは・・・こっち」