本気の恋をしようじゃないか《加筆修正版》
小牧君の指が私の口の横で止まると、すくう様に指を弾いた。
私は何が何だかわからず目をぱちぱちさせる。
小牧君の指には生クリームがついていた。
そして指についた生クリームをペロリと舐めた。
その舐める仕草が物凄く色っぽくて顔が一気に赤くなる。
小牧君はまたニヤリと笑う。
「ねえ・・杏奈・・」
「な、なに?」
「まだ生クリームがついてるから取ってあげるよ。だから・・・ 目を瞑ってくれる?動くと取りにくいから・・・」
自分で拭くと言えたはずなのに、私は言えなかった。
小牧君の言われるがまま私は目を瞑った。
次の瞬間私の唇に何かが当たった。
目を瞑っているから見えないけどこれは間違いなく小牧君の指ではなく唇だ。
私・・・もしかしてキスしてる?
触れるようなキスはすぐに離れたけど私には物凄く長く感じられた。
ゆっくりと目を開けると小牧君の顔が近くにあってとろけるような眼差しを向けていた。
「驚いた?」
私は声も出せず何度も頷いた。
「キスしたかったんだ。でも杏奈に拒否られたらと思ったらなかなかできなかったんだけど・・・口についたクリームを見たら抑えきれなかった・・・・怒ってる?」
怒るも何も突然の事で頭が真っ白で言葉さえ見つからなかった。
私は何が何だかわからず目をぱちぱちさせる。
小牧君の指には生クリームがついていた。
そして指についた生クリームをペロリと舐めた。
その舐める仕草が物凄く色っぽくて顔が一気に赤くなる。
小牧君はまたニヤリと笑う。
「ねえ・・杏奈・・」
「な、なに?」
「まだ生クリームがついてるから取ってあげるよ。だから・・・ 目を瞑ってくれる?動くと取りにくいから・・・」
自分で拭くと言えたはずなのに、私は言えなかった。
小牧君の言われるがまま私は目を瞑った。
次の瞬間私の唇に何かが当たった。
目を瞑っているから見えないけどこれは間違いなく小牧君の指ではなく唇だ。
私・・・もしかしてキスしてる?
触れるようなキスはすぐに離れたけど私には物凄く長く感じられた。
ゆっくりと目を開けると小牧君の顔が近くにあってとろけるような眼差しを向けていた。
「驚いた?」
私は声も出せず何度も頷いた。
「キスしたかったんだ。でも杏奈に拒否られたらと思ったらなかなかできなかったんだけど・・・口についたクリームを見たら抑えきれなかった・・・・怒ってる?」
怒るも何も突然の事で頭が真っ白で言葉さえ見つからなかった。