本気の恋をしようじゃないか《加筆修正版》
小牧君が席を離れた。
私は大画面のテレビに映るアメリカのラブコメ映画を見ていたのだが、内容など全く頭に入ってこない。
頭の中はこれから先、起こりうる事への緊張で身体はガッチガチになっていた。
時計は夜10時半を少し過ぎた。
「ねえ・・・そろそろお風呂に入ってきたら?」
小牧君に言われ心臓が跳ねた。
だってお風呂だよ。緊張しないわけがない!
だが緊張してるのは私だけの様で小牧君の様子は普段となんら変わりないようにみえた。
「小牧君先に入っていいよ。私は後でいいから・・・」
とにかくいろいろと心の準備が必要だったからだ。
そんな私の様子を感じ取ったのか小牧君はすっと立ち上がった。
「じゃあ・・・先に入るよ。俺が出たら杏奈もちゃんと入るんだよ」
私は大きく何度も頷いた。
頭に入らない映画を見てても仕方ないと、私はテーブルの上の物を片付け始めた。
何か手を動かしていれば多少は落ち着くだろうと思ってのことだったが、片付けが完了した頃
Tシャツにスウェットパンツ、頭にバスタオルをかぶった小牧君がリビングに入ってきた。
好きな人のお風呂上がり姿なんて生まれて初めて見たけど
顔が赤くなっちゃうほど妙な色気があって私は突っ立ったままただただガン見していた。
「杏奈お待たせ?ってお~~い。どうした~?」
「えっ?あっ?な、なんでもない」
慌てて否定すると小牧くんは首をかしげながら頭に乗せたタオルで髪の毛をわしゃわしゃと拭いた。
「あっそうだ、シャワーの使い方とか教えるから着替えもってこっち来て」
私は着替えのはいったバッグを抱えバスルームへと向った。
私は大画面のテレビに映るアメリカのラブコメ映画を見ていたのだが、内容など全く頭に入ってこない。
頭の中はこれから先、起こりうる事への緊張で身体はガッチガチになっていた。
時計は夜10時半を少し過ぎた。
「ねえ・・・そろそろお風呂に入ってきたら?」
小牧君に言われ心臓が跳ねた。
だってお風呂だよ。緊張しないわけがない!
だが緊張してるのは私だけの様で小牧君の様子は普段となんら変わりないようにみえた。
「小牧君先に入っていいよ。私は後でいいから・・・」
とにかくいろいろと心の準備が必要だったからだ。
そんな私の様子を感じ取ったのか小牧君はすっと立ち上がった。
「じゃあ・・・先に入るよ。俺が出たら杏奈もちゃんと入るんだよ」
私は大きく何度も頷いた。
頭に入らない映画を見てても仕方ないと、私はテーブルの上の物を片付け始めた。
何か手を動かしていれば多少は落ち着くだろうと思ってのことだったが、片付けが完了した頃
Tシャツにスウェットパンツ、頭にバスタオルをかぶった小牧君がリビングに入ってきた。
好きな人のお風呂上がり姿なんて生まれて初めて見たけど
顔が赤くなっちゃうほど妙な色気があって私は突っ立ったままただただガン見していた。
「杏奈お待たせ?ってお~~い。どうした~?」
「えっ?あっ?な、なんでもない」
慌てて否定すると小牧くんは首をかしげながら頭に乗せたタオルで髪の毛をわしゃわしゃと拭いた。
「あっそうだ、シャワーの使い方とか教えるから着替えもってこっち来て」
私は着替えのはいったバッグを抱えバスルームへと向った。