本気の恋をしようじゃないか《加筆修正版》
「お風呂ありがとう」
深呼吸をしてバスルームを出てリビングの入り口で元気に声をかけたが、その足が止まる。
照明が落され大きなクリスマスツリーの青のLEDライトが不規則に点滅する様に息を飲んだ。
「きれい・・・」
ソファに座ってた小牧君が振り向くと手招きをする。
私はクリスマスツリーに吸い寄せられるように近づいた。
グラスボールと大ぶりのリボン。天使のオーナメントが点滅するライトに反射する。
「気に入った?」
小牧君はいつの間にか私の後ろにいて、私をそっと抱きしめた。
小牧君の顎は私の左側の肩に乗っかているが両腕はしっかりと私をホールドしてる。
「凄く綺麗。こんな素敵なツリー初めて見たよ。」
「杏奈の髪の毛・・・俺と同じ匂いがするね。」
小牧君の囁く声が耳元をくすぐる。
「杏奈の肩・・・俺と同じボディーソープの香りがする」
私の肩におでこを乗せる・・・息使いが背中に感じるがなぜだか大きな抵抗はしなかった。
その理由が不規則に点滅するツリーのライトのせいなのか
それとも小牧君の囁く声のせいなのかわからない。
だけど触れられることに抵抗感がなくなっていた。
「俺の部屋に来てくれる?」
深呼吸をしてバスルームを出てリビングの入り口で元気に声をかけたが、その足が止まる。
照明が落され大きなクリスマスツリーの青のLEDライトが不規則に点滅する様に息を飲んだ。
「きれい・・・」
ソファに座ってた小牧君が振り向くと手招きをする。
私はクリスマスツリーに吸い寄せられるように近づいた。
グラスボールと大ぶりのリボン。天使のオーナメントが点滅するライトに反射する。
「気に入った?」
小牧君はいつの間にか私の後ろにいて、私をそっと抱きしめた。
小牧君の顎は私の左側の肩に乗っかているが両腕はしっかりと私をホールドしてる。
「凄く綺麗。こんな素敵なツリー初めて見たよ。」
「杏奈の髪の毛・・・俺と同じ匂いがするね。」
小牧君の囁く声が耳元をくすぐる。
「杏奈の肩・・・俺と同じボディーソープの香りがする」
私の肩におでこを乗せる・・・息使いが背中に感じるがなぜだか大きな抵抗はしなかった。
その理由が不規則に点滅するツリーのライトのせいなのか
それとも小牧君の囁く声のせいなのかわからない。
だけど触れられることに抵抗感がなくなっていた。
「俺の部屋に来てくれる?」