本気の恋をしようじゃないか《加筆修正版》
え?
まさか……あれって
杏奈の家の前で杏奈の頭をくしゅくしゅした男ってつっちーだったのか?
そういえば車は白のスポーツタイプだった
間違いない。あの時杏奈の家の前で見た男は担任の辻先生だった。
まるで記憶の断片がパズルのようにはまった。
と同時に目の前が真っ白になった。
なんでつっちーが杏奈と一緒にいたんだよ。
あの光景は本当に仲の良い恋人同士にしか見えなかった。
あの日城田が言ってた。
お姫様だっこされた杏奈の姿を見た。
あれは嘘ではなかった。
つっちーお姫様だっこしたのかよ。
ショックのあまり力なく教室に戻ると城田がいた。
「あれ?小牧君まだいたの?」
「・・・・・」
「小牧君?どうかしたの?」
「・・どうしてだよ!どうしてあいつなんだよ!」
机を思い切り蹴った。
そんな俺を城田が口角を上げ近づいてくる。
「来るな!」
思い切り睨みつけるが城田は表情を変えず近づいてくる。
まるで何もかも知っているかのよう・・・
「ねぇ、その怒り、私にぶつけてもいいよ」
城田が机に腰かけ足を組む。
「来るなって言ってるだろ!これ以上近づいたら何するかわかんねぇぞ!」
牽制のつもりで言ったつもりなのに、城田はいやらしい笑みを浮かべる。
「私、小牧君だったら何をされてもいいよ。例えばこんなこととか?」
城田はジャケットをぬぐと首元のリボンをするっと外しブラウスのボタンを外し始めた。
まさか……あれって
杏奈の家の前で杏奈の頭をくしゅくしゅした男ってつっちーだったのか?
そういえば車は白のスポーツタイプだった
間違いない。あの時杏奈の家の前で見た男は担任の辻先生だった。
まるで記憶の断片がパズルのようにはまった。
と同時に目の前が真っ白になった。
なんでつっちーが杏奈と一緒にいたんだよ。
あの光景は本当に仲の良い恋人同士にしか見えなかった。
あの日城田が言ってた。
お姫様だっこされた杏奈の姿を見た。
あれは嘘ではなかった。
つっちーお姫様だっこしたのかよ。
ショックのあまり力なく教室に戻ると城田がいた。
「あれ?小牧君まだいたの?」
「・・・・・」
「小牧君?どうかしたの?」
「・・どうしてだよ!どうしてあいつなんだよ!」
机を思い切り蹴った。
そんな俺を城田が口角を上げ近づいてくる。
「来るな!」
思い切り睨みつけるが城田は表情を変えず近づいてくる。
まるで何もかも知っているかのよう・・・
「ねぇ、その怒り、私にぶつけてもいいよ」
城田が机に腰かけ足を組む。
「来るなって言ってるだろ!これ以上近づいたら何するかわかんねぇぞ!」
牽制のつもりで言ったつもりなのに、城田はいやらしい笑みを浮かべる。
「私、小牧君だったら何をされてもいいよ。例えばこんなこととか?」
城田はジャケットをぬぐと首元のリボンをするっと外しブラウスのボタンを外し始めた。