結婚しても恋愛中だもん
忙しかった期間も落ち着きを取り戻し。
短い夏休み。
勇くんのマンションでまったりしていた
今度の休みに、温泉旅行に行こうかぁ?
そんな話しになって。駅前のツアー会社でパンフを貰って来た。
珈琲を飲みながら、1人妄想モードに突入中。「うふふ。」ぽんと頭を叩く。
「何?またまた、エッチな事考えてたなぁ?」
「違うからぁ!勇くんじゃあるまいし!
「俺は、普通の男子。」
「何?普通の男子って?」「えっ?」
ニヤリと笑って、私をお姫様だっこ。
寝室直行。
「あや…。ちゅ!!」「や〜ん」
さらっとした髪、銀ブチのメガネを外して、サイドの棚に置く。カタンっと。
少し大きめのトレーナーをめくって、
柔らかい膨らみを撫でる。
少しずつ熱をもつ身体、ゆっくり下着を
外して露わになる。
勇くんも、着ていた服を乱暴に脱ぎ捨て
私の上にあがってきた。
首筋に、脇、濡れた舌が行ったり来たり
ぞくぞくして…身をよじる。
「あ〜ん、ゆう〜くん…。」
あやの唇、膨らみ、細い腰、指を滑らせ
1番熱くなっているだろう場所を責める
指先で突起を刺激する。
溢れ出すものを執拗に舌で舐める、
そり返す身体。
避妊具を素早く付けて
屹立し熱くなった物をゆっくり沈める。
あやは、艶かしい声をあげて俺の背中に爪を立てる。
全部、俺のもの、あや…。
愛してる。全てをかけて守りたい。
2人だけの世界へと導かれて行く。
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