結婚しても恋愛中だもん
車が走り出して、静かな山道を登って行くと、
初めて行ったあの温泉旅館に着いた。

「勇くん…。此処って。」
「覚えてる?彩とお風呂入って、」
「ククッ」
手を引かれ中へ。
「夏川様。お久しぶりでございます。」
女将が穏やかな笑顔で挨拶する。

「あの部屋だけど」
「ご用意しております」
案内されて部屋へ移動する。
お茶の用意を、しようとする仲居さんに
「後は自分達で…。」
では、御ゆっくりどうぞ」

中庭を見ながら
懐かしんでいる私を後ろから
抱きしめた。

「露天風呂でも入って、ゆっくり食事してなぁ?彩。」「うん、」

静寂の中で
カランっと響く、獅子おどし


勇くんの誘いで、家族露天風呂へ。
片足からそっと入り腰をおろす。

なかなか慣れない私を自分の脚の間に
座らせる

「身体のラインが崩れている気がして」
「彩は、ずっと変わらず可愛いよ。」
お湯の熱さと顔の熱さ。なんだか
蒸気あがりそう。

そっと勇くんの手が膨らみを愛撫し、
後ろに顔を引き啄ばむように唇を重ねる

だんだん激しく舌を絡めてお互いの欲望が見え隠れする

「ふっはぁ〜」息が上がってしまいそう
離れる唇の間を、銀の糸が繋ぐ。

「彩、抱きたいよ。俺の好きにさせて」
こくんと頷く私。

身体を拭かれそのまま
ふかふかの布団の上に寝かされた。

唇を塞がれながら膨らみを愛撫し、
勇くんの指先が
鎖骨、脇腹、お臍少しずつ下へ。
脚首を手で持ち恥ずかしい秘所が
露わになる。

流れるように溢れてくる彩の雫。
指先ですくい取り秘所の敏感な場所を
撫でる。
声にならない甘い吐息
今度は、舌先で舐めとる。
ヒクヒクと震えながら恍惚の表情を
見せる。
屹立してはち切れそうな自身
「もう…。ダメ〜。」「ゆう…くん」
「何?ちゃんと言って?じゃないと
あげないよ。」
「意地悪…言わないで…あっ、あっ」
「言って?」「いっぱいして!」
「ゆう…くんの……で感じさせて!」
我慢の限界…。

溢れて俺を待っている秘所に
ぐっと入っていく。
「あっあ〜ん、ゆう…くん…。」
「気持ちいい?彩のここびしょ濡れだよ。」「だって…。ゆう…くんが…。」

くるっと向きを変えて、腰を持ち今度は
後ろから突いた。
柔らかい膨らみを揉みしだきながら、
次第に激しく突いた。
「あ〜ん。変になっちゃう〜。」
「俺も…。あ〜や〜。あっ、うっうっ」
俺の中の全てを吐精した。


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