結婚しても恋愛中だもん
自宅に帰ってきて、

彩に聞いてみた。


泣いて廊下を走る姿を見かけたからだ


「昨日、何があったんだ?」
「…。私って勇くんには、相応しくない
って…。勇くんの横には、美人が
似合うって…。私見たいなお子様は
見て可笑しいって…。」
誰が‼︎そんな馬鹿なこと言ったんだ‼︎


何度聞いて見ても、言わない彩
俺は、由美ちゃんやさくらちゃんに
聞いてみた。

「あいつ‼︎ 知らないんですか?
倉本サツキ‼︎ あ〜ムカつく女‼︎」
「彩に、なんて事‼︎ 何処まで性格ブス‼︎
なんだろう‼︎ ねえ⁉︎ さくら‼︎ 」
「本当だよ‼︎ 最低女‼︎ 」


俺は、サツキと組んでの仕事を
降りた。
許せなかった。サツキのした事を。


「何で?
一緒に組むんじゃなかったの?」


「お前‼︎ 彩に何言った⁉︎
彩を苦しめるなんて絶対許せねぇんだよ
俺の前から消えてくれ‼︎」

サツキは、ぶるぶる震えながら、
「夏は、私が始めて好きになった人。
悔しかったのよ…。」

サツキは泣いていた。でも、俺には、
彩が全てなんだ。

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