君と春を



美月の自宅療養の説明を一緒に聞く為、半休をもらって病院に来ている。

「子供じゃないんだから1人でいい」

そう言って膨れる美月。

どうせ迷惑をかけたくないのにとか思っているんだろう。


……そういうことじゃない。


俺がそうしたい。


側で守って支えたい。


………もう絶対そばを離れない。



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