図書室で幸せのstory!
俺が遊ぼーと言うとたいてい親父はいつもこういった。


「仕事が忙しいんだ。そんなこと言う暇があれば勉強しなさい。」


世間で言う仕事人間だった。


だから遊ぶこともどこかに出掛けることも家族全員で食卓を囲むことも昔からなかった。


年齢を重ねるたび親父にびっくりさせようと思い勉強とスポーツで一位をとっていったときも…。


「そんなのあたりまえだ!」


と怒られしかも冷たい目線で言われた。


「スポーツなんかにうつつをぬかしているんじゃない!」


こういわれたときにはすでに親父に絶望してた。


学校では女子にきゃーきゃー言われうざい。


帰れば親父はいないかいれば喧嘩になる。


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