図書室で幸せのstory!
誕生日プレゼント
寒い季節…。


マフラーに顔を埋めながら瞬と久しぶりの登校!


私が顔を埋めていると手を繋いでくれる。


だって瞬の手温かいんだよ?


そう思っていてもやっぱり手を繋ぐのは恥ずかしい。


「紀伊が照れてる!」


そういって笑う瞬を少しににらむと…。


「紀伊なにその顔?上目ずかい!?」


となんとも言えない妄想を始める。


そんなときふと思い出して話そうとすると瞬の声とかぶってしまった。


「あのさ!」


「あのな!」


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