図書室で幸せのstory!
もう遅いよねー。


するとこいつは言った。


「俺もあんたの名前知らないかな教えろ。」


何でこいつはこんなに上から目線なんだろう。


普通だったら蹴り飛ばしているとこだからミステリーの本を握られている以上どうしても読みたい本だから仕方ない。


「小川 紀伊です。」


すると彼は言った。


「瞬って呼んでみ?」


「瞬」


すると彼はまた私に近づいて頭を撫でていった。


「紀伊よくできました。」


< 8 / 96 >

この作品をシェア

pagetop