sweet☆love














「あ!!綾乃ー♪♪」





「癒月♪♪」





「そーいえばさぁ…」





「何ッ!?」





「綾乃最近宝せんせーの話しないね…
前までは毎日話してたのに…」





「…………
そう…だッたね…」





「なんかあったんでしょ?話してくれる?」





癒月なら…
大丈夫だよね??





「あのね…………」















「はぁ??マジで??
あいつ教師かよ!?」





「教師じゃないかもね…」




「綾乃…
スゴいね!!
そういうことあったら
普通の人は次の日とかサボるけどさぁ、綾乃は来るってのがスゴいし、綾乃らしいわ」





「イイこと言ッてんのか
悪いこと言ッてんのか
分かんないし!笑」





「イイことに決まッてんじゃん!!
綾乃はホントに前向きだね♪♪
尊敬するー☆☆」





前向き…



前向きに行かなきゃ
何も始まらないじゃん!!



あたしの親が離婚した時…


離婚した理由が



“仲悪いから”


だッた。



仲悪いなら結婚すんなよ!!




その時のあたしはそう思った。




お父さんは単身赴任で東京とか大阪とか行ってて…

気持ちがすれ違ったんだと思う。




恋ッてそういうもんだよねッて思った。






“そんなんなら恋なんて
したくない”
ッて思ったけど…






恋しちゃッたね…


































< 121 / 132 >

この作品をシェア

pagetop