sweet☆love
「「遅れてすいません!!」」
「あー…
綾…じゃなくて樋渡と… 西岡…だっけ??」
「はぃ。」
「んじゃあ、この授業終わったら、俺んとこ来い。」
またか…
あたし2回目だね…
面倒くさいなぁ!!
あたしと愛理はグループは違うけど、視力の関係で愛理と、青山さんと、喜多くんと坪井くんと同じグループ。
「ねぇ、愛理。
あたし、宝からの呼び出し、2回目なんスけど!!」
「マジで??」
「嘘言ってどうなるんだよッ//」
「それはキツいなぁ…」
「だろッ??」
「綾乃…
話し方が男みたいだょ??」
「まッ!!
気にするな☆☆」
「綾乃!!
さすがに話聞いたほうがイイよ??
宝せんせー、こっち見てるし…」
「えッ…――」
愛理の言う通り、宝はこっちを見ていた。
『ちゃんと話聞けっつーの!!』
みてぇな感じで見られた。
「んじゃあ…
今から北公園行くぞ!!」
えッ…――
聞いてなかった!!
何??何なの??
最後まであたしは理科室を出れなかった。
そしたら、百合が戻ってきてくれて、
「“ノートと筆箱持ってく!!教科書・資料集は下駄箱に”だってさ☆☆」
「サンキュッ!!
百合♪♪」
あたしと百合は色んな事を話してた。好きなドラマの話してて、テンション上がってたら、
「他の学年・学級は授業中っつっただろ?」
怖ッ!!
人が違う!!
「はーい♪♪」
あたしは相変わらず不真面目に答えた。
そしたら、宝に睨まれた。
「何だっつーの!!
文句でもあんのか??」
って言いそうになった。
あたし、めっちゃ口悪いしッ!!
ヤバいッ!!