男装騎士~あなたの笑顔護ります~
「レオ?入るよ」
城に戻り、少し落ち着いた頃レオの自室を尋ねた。
中にはいると、まだレオは居なくて。
しばらく城をあけていたし、いろいろと忙しいんだろうな。
そんなこと、わかりきってたのにどうして私を部屋になんか呼んだんだろう。
ソファに腰かけてレオを待つ。
これから、どうしよう。
前は、すべて終わったらこの城を出ようと思ってた。
やっぱり、そうするべきだよね。
レオと誰かが結婚するのなんて見たくないし。
政略結婚か・・・。
やっぱり、王族って大変なんだな。
そういう人を好きになってしまったんだから仕方ないけど。