男装騎士~あなたの笑顔護ります~



「まぁでも、そういうわけで、僕たちの任務はすごく重要な任務なんだ」

「・・・うん。わかった」

「3人で回さないといけないから、これからユキ一人でレオさまに付いてもらうことも出てくると思うんだけど・・・。大丈夫?」

「大丈夫。私、きっと護ってみせるよ」




引き受けてしまったんだし。
可愛そうな王子さまだってわかったから。



「それと、武器についてなんだけど」

「うん・・・」

「こういった石を使うんだ」

「石・・・。あの通信機と同じ?」




不思議な力を持つ石ってあるんだ。
通信機能も驚いたけど、戦闘にも使えるなんて。




「いや、あれは万人に使える魔力を持たない石なんだ」

「魔力?」



またよくわからないワードが・・・。
魔力ってなに、魔法ってこと?
それこそファンタジーだ。





「俺のこのグローブ型の武器にも埋め込まれてるんだ」



そう言ってノアが見せてくれる。




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