男装騎士~あなたの笑顔護ります~
私は学校が終わるとすぐに帰り支度をして、朝声を聞いた場所まで走った。
住宅街の一角。
声を聞いたあの場所に立つ。
耳をすましてみるけど、もうあの声は聞こえない。
もう時間もたってるし、あたりまえか・・・。
なんだったんだろう。
結局答えは出ないまま。
私はその場を後にした。
そして、夜。
眠っていた私は夢を見た。
あの声と同じ。
助けて。
そう、助けを呼ぶ声。
メニュー