ハツコイ☆〜真面目チャンと凶暴クンの恋物語〜
「……ぷっ」
もうダメだ…!!
…そう思った瞬間
私の腕を掴む力が緩まった。
あれ…?
私…されてない?
閉じていた目を開けると
そこには爆笑する白川くん。
「おまっ、何マジになってんだよ!何だよお前の顔っ!!」
涙を流しながら
白川くんは爆笑し続ける。
何で笑ってんの!?
意味わかんない!!
「ぎゃははは!」
私は不思議な視線を送りながら
白川くんを見続けた。