ハツコイ☆〜真面目チャンと凶暴クンの恋物語〜

私は荷物を放り投げると

ベッドに横になり

天井を見上げた。


「はぁ…」

思わず漏れるため息。




本当にこれでよかったのかな…

お母さん、泣いてたな…


胸に残る、罪悪感。



―――プルルル


バックの中から

ケータイの着信音が聞こえた。

私は急いでケータイを取り出す。



画面には

今日登録したばかりの

“明和”の文字。
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