ハツコイ☆〜真面目チャンと凶暴クンの恋物語〜
私は独り言を呟きながら

トボトボと歩いた。



―――ドンッ



「わわっ!すみませんっ!!」

角を曲がった瞬間

私は思いきり誰かとぶつかった。


「ってぇな…どこ見て歩いてんだよ!!」

ひいぃっ!!

恐いぃ〜(汗)

「ゴメンなさいっ」

私はぎゅっと目を閉じ

下を向いて頭を下げる。

「てめぇ殺すぞ!?」



…ん?

この声…どっかで聞いた事

あるような…


私は目を開けて

ゆっくりと目線を上げた。
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