ハツコイ☆〜真面目チャンと凶暴クンの恋物語〜
「えーと…白川の席はそこだ!泉の隣な」
先生の言葉に
私は耳を疑う。
ちょっ…待て待てぇ!!
私の隣っ!!?
そういえば…
隣空いてたんだっ。
待ってよ…えぇ!?
どうしよぉ…
混乱している間も
白川くんはこっちに向かって
ゆっくりと歩いてくる。
「おぉそうだ!これはクラスの名簿だ。早く皆覚えるんだぞ」
先生が笑顔で話しかけ
白川くんに名簿を渡す。
受け取ると
私の隣に座った。