こころチラリ
②
5月。
ゴールデンウィーク。
、、、と言えば24歳の女の子なら予定ギッシリ!!
なんていうんじゃないだろうか。
ベットにごろんと転がって、天井を眺めながら美波はため息を吐く。
(おばあちゃんに送金したから贅沢出来ないんだし、毎年同じ予定なんだからさ…)
予定無し、という予定がギッシリなのだ。
ワンルームマンションに必要最低限の荷物。
テレビもない、飾り気のない、そんな部屋。
(コインランドリーに行こうかな。)
ぼんやりと思いながら、時計を見る。
午前9時。
性格なのか、休日も平日と同じ時間に起き、掃除などを済ませてしまうとやることがなくて手持ち無沙汰になってしまうのだ。
(今なら人も少ないし、いいかも。)
ガバッと起き上がり、洗濯物が入った紙袋と財布、スマホを持つとそのままの格好で外に出てからハッとする。
ジーパンに薄手のパーカー。すっぴん。
(ま、誰にも迷惑かけてないしいっか。)
気にもとめずに足を近所のコインランドリーへと向けた。
ゴールデンウィーク。
、、、と言えば24歳の女の子なら予定ギッシリ!!
なんていうんじゃないだろうか。
ベットにごろんと転がって、天井を眺めながら美波はため息を吐く。
(おばあちゃんに送金したから贅沢出来ないんだし、毎年同じ予定なんだからさ…)
予定無し、という予定がギッシリなのだ。
ワンルームマンションに必要最低限の荷物。
テレビもない、飾り気のない、そんな部屋。
(コインランドリーに行こうかな。)
ぼんやりと思いながら、時計を見る。
午前9時。
性格なのか、休日も平日と同じ時間に起き、掃除などを済ませてしまうとやることがなくて手持ち無沙汰になってしまうのだ。
(今なら人も少ないし、いいかも。)
ガバッと起き上がり、洗濯物が入った紙袋と財布、スマホを持つとそのままの格好で外に出てからハッとする。
ジーパンに薄手のパーカー。すっぴん。
(ま、誰にも迷惑かけてないしいっか。)
気にもとめずに足を近所のコインランドリーへと向けた。