こころチラリ
③
洗濯物を取りに行かなければならなかった。
そのままになんかしておいたら、何が無くなるかわからない。
お金に余裕がないから、どれだけボロでも捨てられない服やタオルたち。
仕方なく頃合いを見計らってコインランドリーへと向かう。
物陰からそろりと見やると、そこはまた無人だった。
ホッとして足早に荷物を取りに向かう。
(よかったぁ、っていうか、いつまでもいるわけないじゃない、課長があたしに声かけたのだって道案内みたいなものだし。
自意識過剰過ぎだわ、馬鹿だな、あたし。)
丁寧に洗濯物をたたみ、紙袋に再び仕舞うとその場を離れた。
このランドリー、もう来れないかも。
課長が来るなら変えた方がいい。
何を言われるかわからないし、万が一江川陽菜達に知れたら大変だ。
帰ったらスマホで検索しよう。
そう決めて自宅へと戻った。
そのままになんかしておいたら、何が無くなるかわからない。
お金に余裕がないから、どれだけボロでも捨てられない服やタオルたち。
仕方なく頃合いを見計らってコインランドリーへと向かう。
物陰からそろりと見やると、そこはまた無人だった。
ホッとして足早に荷物を取りに向かう。
(よかったぁ、っていうか、いつまでもいるわけないじゃない、課長があたしに声かけたのだって道案内みたいなものだし。
自意識過剰過ぎだわ、馬鹿だな、あたし。)
丁寧に洗濯物をたたみ、紙袋に再び仕舞うとその場を離れた。
このランドリー、もう来れないかも。
課長が来るなら変えた方がいい。
何を言われるかわからないし、万が一江川陽菜達に知れたら大変だ。
帰ったらスマホで検索しよう。
そう決めて自宅へと戻った。