青い空と君の笑顔
「僕は大山慧です。担当は国語。よろしく」




「はぁ…」



俺がため息をつくとまどかが俺に話しかけた。




「もぉ…どうしたんですかぁ?沖田先生ぃ〜?」



「なんでもありません。」



俺は名簿の名前を再確認した。




家庭調査表を机の引き出しから出して眺めていた。



『大原柚子』



の所で手が止まってしまった。
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