りんご飴




「美音菜。付き合うか。」


「……っ…はい。」


そして、私達は初めて手を繋いだ。

多分手汗すごかったと思う。
だって先輩も…緊張して手汗がすこし…

見つめ合っていた。
お互いの愛を伝え合うように。

この距離がもどかしくて、二人で笑った。


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