りんご飴



案の定。
私は見事に転んだ。


「いたたた……」


「みお?大丈夫か?」


「…うん。」


「ん?拗ねてんの?どうした?」


「別に拗ねてないもん」


「言えよ〜」



そう言って私の頬をつねった。


「いひゃ…いひゃい…い、いうから…」


私がそういうと離してくれた。


「で?なんで拗ねてんの?」

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