はじけるピンクの恋心
あたし達が初めて話したのは高校1年の1学期の最初の頃の事だ。
あたしと梓ちゃんは同じ中学で白木と神崎が同じ中学。
初めの席替えで見事に4人が固まったのだ。
席が隣という事もあり白木とは良く話す様になった。
そして神崎とは白木の仲が良い友達という事で話す様になった。
もちろん梓ちゃんも2人とは打ち解けていた。
だから、あたし達4人は仲が良いのだ。
「皆さ、初めは話そうとしてなかったよな。」
白木が小さく笑いながら言った。
そのカッコ良い笑顔にドキンと心臓が音を鳴らした。
「紗奈ちゃん、大丈夫?顔、赤いよ?」
「えっ。大丈夫だよ!ただ暑いだけだから!」
心配そうに顔を覗き込んで来る梓ちゃんに、必死の言い訳でごまかした。
「暑いといったらさ、皆で海行こ!ほら、もうすぐ夏休みじゃん?」
楽しそうに泳ぐジェスチャーをしながら提案する神崎に皆は快く賛成をした。
「海行くなら花火とか持って行こうよ。」
「おぉ、蓮ナイス!花火買い出しは俺と蓮に任せとけ!山村と渡辺は水着買っとけよ!」
変態チックな事を言った神崎に渡辺こと、梓ちゃんは苦笑いを浮かべている。
「拓也、予定はいつなの?」
白木が聞くと神崎はニッコリと笑って答えた。
「もちろん夏休み初日!」
あたしと梓ちゃんは同じ中学で白木と神崎が同じ中学。
初めの席替えで見事に4人が固まったのだ。
席が隣という事もあり白木とは良く話す様になった。
そして神崎とは白木の仲が良い友達という事で話す様になった。
もちろん梓ちゃんも2人とは打ち解けていた。
だから、あたし達4人は仲が良いのだ。
「皆さ、初めは話そうとしてなかったよな。」
白木が小さく笑いながら言った。
そのカッコ良い笑顔にドキンと心臓が音を鳴らした。
「紗奈ちゃん、大丈夫?顔、赤いよ?」
「えっ。大丈夫だよ!ただ暑いだけだから!」
心配そうに顔を覗き込んで来る梓ちゃんに、必死の言い訳でごまかした。
「暑いといったらさ、皆で海行こ!ほら、もうすぐ夏休みじゃん?」
楽しそうに泳ぐジェスチャーをしながら提案する神崎に皆は快く賛成をした。
「海行くなら花火とか持って行こうよ。」
「おぉ、蓮ナイス!花火買い出しは俺と蓮に任せとけ!山村と渡辺は水着買っとけよ!」
変態チックな事を言った神崎に渡辺こと、梓ちゃんは苦笑いを浮かべている。
「拓也、予定はいつなの?」
白木が聞くと神崎はニッコリと笑って答えた。
「もちろん夏休み初日!」