アイドル様の秘密【上】

『誰か一緒に行きたいのか?』


「うん……」


『……いいよ。一旦事務所に連れてきて。』


優しい声で灰夜はそう言って電話を切った。


「お兄さんからだった?」

七果が笑顔で聞く。


「うん!あの…今日夜、一緒にご飯食べない?」


飛沙は梓奈と七果を誘った。


「うん、あたしは大丈夫だぞ?」

「私もだよ飛沙ちゃん!!」

「よかった…!!」
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