アイドル様の秘密【上】

「なんでって…さぁ?」

飛沙が首をかしげるとひとりの女店員が話しかけてきた。

「お嬢様お久しぶりです!!」

「あぁ…久しぶり。」

「ご注文は何にしますか?」

「いつもので。」

「かしこまりました。そちらのお二方は?」

「えっ!?あっ…えっと………!?!?」

メニュー表を見た梓奈と七果は驚愕した。


ほとんどの料理がすべて3000~10000だったのだ。


「………サ、サラダで……」

「わ、私も…」

「二人共遠慮しなくていいよ。全部灰夜が払うんだから。」


飛沙はそう言ったら逆効果だった。


「な、尚更だよ!!」

「そう?お腹すくよ?」
< 115 / 224 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop