アイドル様の秘密【上】

「……それが…君の望みなら…。」


優翔はそう言って私を優しく抱きしめた。


「……ありがとう……優翔…」


「だけど、これだけは覚えておいて……?」


優翔の言葉に顔をあげる。


「離れていても…俺は飛沙…君を思ってる。」


「飛沙…愛してる。」


耳元で囁く優翔の声が安心させてくれる。

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