アイドル様の秘密【上】
〝コンコン〝

「はぃ?」

「少しいいかな?飛沙。」

灰夜が扉を少し開けて聞く。

「うん。大丈夫だよ灰夜。」

「もしかして…何かわかったの!?」

飛沙が飛び起きて聞く。

「いや…会って欲しい人がいるんだよ。」

「会って欲しい人…?私に?」

「あぁ。俺だけじゃ判断できないからね。」

灰夜は苦笑いで言った。

「?うん…。いいけど…」

「本当か?ありがとう。助かるよ。

じゃぁ学校が終わったら迎えに行くから。」

灰夜はそういい出て行った。

「新しい人でしょうかね。」

神塚が制服を持って聞いてきた。

「わからないけど…。

私に会いたいって人がいたのかなー?」

飛沙はそういい渡された制服を着る。

「飛沙さん、着替える時はカーテンを閉めてくださいって言ってますよね?」

「ごめんごめん。」

「お嬢!!聞いてくださ…うわぁ!?////」

元都は扉を開けると尻餅をついた。

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