ショタ化彼氏


「綾見……。」


あれから、少し離れた所で綾見が若い人に絡まれていた。


「……バカじゃねぇーの?」


ため息をついて、そこに割り込んでいく。



「ねぇ、僕の彼女に何やっているの?」




冷たい声で、少し高いけど…素の声というか。

元の歳の時の、


声に似た声を出した。



「ま…真野くん!!!?」


涙目で、こちらを見てくるこの人。


いつも、チビーッてバカにする癖して、何だよ。



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