ショタ化彼氏
「あんた、親友のこと。よく、そうやって言えるよね。」
屋上。
階段のところに、隠れて二人の会話を盗み聞きしている。
「り、律子なんかに...わからないのよ!モテない律子なんかに!」
「あちゃぁ…禁句言ったね、のんちゃん。」
「うん。」
真中ちゃんの、言葉より…律子が気になる。
「な!モテないとか、関係ない!!」
「あたし…あたしの、好きなひと全員取られちゃうんだ!!昔から…憧れてた。でも!
浮気なんて、許せなくて!!!」
必死に、言うのんちゃん。
そんな、
気持ちだったなんて――――。