ショタ化彼氏

「もう!ワケわかんない!」


震えた声が、響いた。

「そっか。のん、あんたも…大変だったんだな。でも、


だからって親友を簡単に侮辱するのか?それは許されるのか?
そりゃ、モテるのんの気持ちは知らないけどでも、」



優しい、さっきとは違う律子の声がした。

オーラなんか、怖いオーラなんて無かった。


「のんも…真中も。綾見だってあたしの親友だよ?だから、たまにはいってみたら?

楽になるよ。きっと。」


温もりのある、優しい声。

< 78 / 108 >

この作品をシェア

pagetop