ショタ化彼氏

「あー!良かった。気づいたのね。」

「…え?」

フランさんは、ガッ!とジェラルミンケースを開けた。


そして、オルゴールをかけた。


「…綺麗な音色。」


「貴方に、気づいてほしかったの。仲間の大切さが。
だって、彼女にはデートに誘わないような男子中々居ないもん。

だから、さぁ…気づいてほしかったんだよね。
一人じゃないさ…君は。



もっと、大切にしろよ。って。」


と、オルゴールを真野くんに手渡すフラン。


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