家族という名の宝物
「復讐しに……きたよ?」
「ま、まて、未来…話をしようか?」
話……?
なんの?
「私は……話すことなんてねぇんだよ!」
と言い、お父さんに殴りかかった。
「ぐっ……」
さすがに男。受け止められてしまった。
でもね……
「足がっ……あるんだよ!」
「うがぁっ!」
思いっきり、急所を蹴り上げた。
「はぁっ……1人、あと、1人……」
これなら、できる。
この油断が、いけなかった。
「_______未来」