家族という名の宝物

私は大体屋上で放課後を
過ごしている。


屋上は人が少ないので
私にはもってこいの場所だった。


「…綺麗な空…」

私の心とは大違い。

その時、微かにきこえた。



「…峯岸未来…」


「え…」





_______サァッ




風と共に現れた君は








光をなくした私に、


光をくれた、スーパーマンだよ。
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