家族という名の宝物

ふーん。
E組ねぇ

E組の教室の前に着いた。
ばれないように、メガネと帽子を
被ってるけど。

「…すみません」

「はい?なんですか?」

ちゃんと教えてくれるように
優しそうな子に声をかけた。

「凛って子と和希って子、呼んでもらっても良いですか…?」

「わかったよ!凛〜和希〜この人が呼んでるよー」

「はいはーい!」

チッ
まだ続いてんのかよ

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