誠の華-アサガオ-
ジリジリと山南に詰め寄りながら出来るだけ後ろに行けるようになんとか進んでいく。
そして山南が雪玉を作ろうと屈んだ隙に背後へ回り込むと私は山南の背中に雪玉を命中させた。
「参りました」
「やったーーー!!!!」
山南の言葉を受け永倉と抱き合いながら喜んだ。
そして雪合戦が開始されてからずっと戦い続けていた土方等を見ると2人とも倒れていた。
勝敗を井上に尋ねると、どうやら相打ちだったそうだ。
「この勝負、白組の勝ちっっっ!!!」
白組「やったーーーーー!!!!」
「それじゃあ早速甘味処へ行こうか。審判しかやってない私は凍え死にしそうだ」
そう言って震えている源さんを囲みながら私達は甘味処へ向かった。