誠の華-アサガオ-
「俺は上様のために刀を持ちたい」
試衛館では勇のこの言葉をきっかけに次々と志願者が現れた。
土方「俺は勝っちゃんに着いて行く」
山南「私も近藤さんの人柄に憧れて入門したからにはどこまでも着いていきますよ」
原田「俺も山南さんと同じだ!」
永倉「俺もだ!」
井上「右に同じく」
いつも一緒にいた面子は当然の如く勇に着いて行くことを決断していた。
そしてこの二人も…
沖田「近藤先生、僕も先生に着いていきます」
藤堂「俺もみんなと一旗掲げるぜ!!」
総司と平助がそう言うと、途端に部屋の空気が冷え切った。