【短】明日の涙
静かに離れていく裕紀。
ドアのもとで裕紀が何かを言った。
「・・・忘れらんねぇよ。」
くっと顔をしかめる裕紀。
「裕・・紀・・・?」
ばっと顔をあたしの方へ向ける。
「柚子・・・いつから?」
「離れるちょっと前。」
裕紀の顔を今まで見たことないくらいに
真っ赤になっていった。
「聞こえたよな・・・?」
ドアのもとで裕紀が何かを言った。
「・・・忘れらんねぇよ。」
くっと顔をしかめる裕紀。
「裕・・紀・・・?」
ばっと顔をあたしの方へ向ける。
「柚子・・・いつから?」
「離れるちょっと前。」
裕紀の顔を今まで見たことないくらいに
真っ赤になっていった。
「聞こえたよな・・・?」