【短】明日の涙
『 とうとう2人は3年生になりました。



  互いに受験生です。



  互いに想うばかりで、



  柚子が別れを決心した事も。



  でも裕紀君は柚子の想いに



  気付いていたのでしょう。



  放課後の教室、



  眠る柚子の隣に彼は座りました。



  そこで彼が漏らした本音を



  柚子は偶然聞きました。



  もし、聞いていなかったら



  ココに2人はいなかったでしょう。



  一緒になる運命だったのです。  』



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