苦しみからの解放と、新たな苦しみ
あとがき



最後まで読んでくださり、ありがとうございます。


この作品は、高校2年生の時現代文の授業で書いた作品です。

授業で泣ける話をテーマにグループで一作ずつ書くという作業の際、わたしの頭に数年前亡くなったいとこが出てきました。


それから、迷うことなく書き上げたのがこの作品でした。


いとこは強い子でした。
2年ちょっと苦しみに耐え、私たちの前では笑顔を見せ続け、そして儚く散っていきました。


彼は苦しみから解放されました。

しかし、わたしたち残された人たちにその死を耐え忍ぶという苦しみを残していきました。



わたしは、この作品を書いていた時、書き上げた時、みんなの前で発表したとき、涙が止まりませんでした。


彼がわたしたち残された人たちを見守り続けていると信じて

次の一歩を踏み出していきたいです。


神沼 美砂
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