ただのなんか
春の訪れを感じる今日

〇月×日 (朝)

俺の卒業とともに

愛犬が死んだ

悲しかった

俺が大きくなっていくにつれ

散歩にも行かせてやれなかった

俺は10代なってはじめて泣いた

もっと一緒にいたかった

ごめん・・・ごめん・・・

俺は冷たくなった肌を触った

なぜだろう

冷たいのにどこかあったかい

俺はまた泣いた
< 6 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop