いつかきっと越えるから
ライバル心
転校初日[抬我SIDE]~お昼頃~
「ねぇ奏与! 一緒にご飯食べない?」
「おぅ。いいぞ」
・・・なんだよ
俺はあいつよりも少し前に転校してきて、憂と隣になって、あの笑顔が可愛らしくて好きになって、コクって彼女にできたのに、幼馴染みとか言って俺たちの中に入ってくるなよな・・・
それにさっきは、俺よりも憂を好きだとか言ってたし・・・なんなのほんと
例えあいつが憂を好きでも、今は俺の彼女なんだ
俺が嫌われないように行動して、あいつを憂に近づけさせないようにしていればとられる心配はない
ー絶対あんな奴に奪われてたまるか!!
「ちょ~っちしつれーい♪」
「わっ」
「・・・なに?」
俺が憂と転校生の間に入ると、憂は驚きあいつはムスッとした
「いや~ちょっと君と話したいことがあってね・・・憂、奏与君借りてもいい?」
「え。別に私はいいよ?」
「え?俺は憂と食べるー痛いっ!」
「明日はいいから、今日、ね★じゃあ憂、また後でねー」
「うん!」
「ま、待て! 耳!!耳離せ!痛いーあぁ! 憂~」
「奏与、また明日ね~」
「おぅ! 分かった! ・・・てことでお前、さっさと話済ませろよ。俺は終わったらすぐ憂のところ行く」
憂にまた明日と言われた瞬間態度を変えやがって・・・
「あぁ。お前は承諾すれば、事はすぐに済む」
「・・・おぅ」
こいつは話の内容を悟ったのか、急に真面目な顔になる
「ちょっち、大人げない二人の男子高校生の喧嘩、始めますか」
「バカ言え。俺は怪我するのなんてごめんだ」
「ではすぐに承諾してくださいね?」
「それも断る」
俺たちは互いを観察しながら屋上へと向かう
・・・まぁ、高所恐怖症なのは気にしないで
これは、男と男の、避けられない戦いなんだから・・・
「ねぇ奏与! 一緒にご飯食べない?」
「おぅ。いいぞ」
・・・なんだよ
俺はあいつよりも少し前に転校してきて、憂と隣になって、あの笑顔が可愛らしくて好きになって、コクって彼女にできたのに、幼馴染みとか言って俺たちの中に入ってくるなよな・・・
それにさっきは、俺よりも憂を好きだとか言ってたし・・・なんなのほんと
例えあいつが憂を好きでも、今は俺の彼女なんだ
俺が嫌われないように行動して、あいつを憂に近づけさせないようにしていればとられる心配はない
ー絶対あんな奴に奪われてたまるか!!
「ちょ~っちしつれーい♪」
「わっ」
「・・・なに?」
俺が憂と転校生の間に入ると、憂は驚きあいつはムスッとした
「いや~ちょっと君と話したいことがあってね・・・憂、奏与君借りてもいい?」
「え。別に私はいいよ?」
「え?俺は憂と食べるー痛いっ!」
「明日はいいから、今日、ね★じゃあ憂、また後でねー」
「うん!」
「ま、待て! 耳!!耳離せ!痛いーあぁ! 憂~」
「奏与、また明日ね~」
「おぅ! 分かった! ・・・てことでお前、さっさと話済ませろよ。俺は終わったらすぐ憂のところ行く」
憂にまた明日と言われた瞬間態度を変えやがって・・・
「あぁ。お前は承諾すれば、事はすぐに済む」
「・・・おぅ」
こいつは話の内容を悟ったのか、急に真面目な顔になる
「ちょっち、大人げない二人の男子高校生の喧嘩、始めますか」
「バカ言え。俺は怪我するのなんてごめんだ」
「ではすぐに承諾してくださいね?」
「それも断る」
俺たちは互いを観察しながら屋上へと向かう
・・・まぁ、高所恐怖症なのは気にしないで
これは、男と男の、避けられない戦いなんだから・・・