色恋 〜Colorful Loves〜
僕はこんなにけいちゃんのことが大好きなのに、こんなに愛してるのに。
どうしてけいちゃんは、大っ嫌いなんて言うんだ?
しゅんとして俯いていると、けいちゃんがこちらを見る気配を感じた。
「……うそに決まってるでしょ。
大嫌いなやつと付き合うわけないじゃない、ばーか」
ぱっと顔を上げると、真っ赤な顔を仏頂面にしたけいちゃんが僕を見つめていた。
そして。
ちゅ。
けいちゃんの唇が、ちょこんと僕の頬に触れた。
けいちゃんはすぐに恥ずかしそうに、ぷい、と顔を背けてしまったけど。
砕け散っていた僕のガラスのハートの破片は、とろとろに溶けて、つながりあって、すっかり元通り。
どうしてけいちゃんは、大っ嫌いなんて言うんだ?
しゅんとして俯いていると、けいちゃんがこちらを見る気配を感じた。
「……うそに決まってるでしょ。
大嫌いなやつと付き合うわけないじゃない、ばーか」
ぱっと顔を上げると、真っ赤な顔を仏頂面にしたけいちゃんが僕を見つめていた。
そして。
ちゅ。
けいちゃんの唇が、ちょこんと僕の頬に触れた。
けいちゃんはすぐに恥ずかしそうに、ぷい、と顔を背けてしまったけど。
砕け散っていた僕のガラスのハートの破片は、とろとろに溶けて、つながりあって、すっかり元通り。