色恋 〜Colorful Loves〜
袋詰めをしていると、長谷川くんが近づいてきた。
「あ、お疲れさま」
小さく声をかけると、長谷川くんはなぜかしどろもどろな感じで、
「なにか、お手伝いできること、ありますか?」
と問いかけてきた。
今日はそんなにたくさん買ったわけじゃないし、私は首を横に振る。
「そうですか」
と答えた長谷川くんの顔が、少し残念そうに見えたのは、きっと私の思い込みだ。
私はふっと視線を落として、バックを肩にかける。
長谷川くんが何も言わずにカゴを片付けてくれた。
「あ、ありがとう」
「いえ………」
長谷川くんは囁くように言ってから、腕時計に目を落とした。
「あ、お疲れさま」
小さく声をかけると、長谷川くんはなぜかしどろもどろな感じで、
「なにか、お手伝いできること、ありますか?」
と問いかけてきた。
今日はそんなにたくさん買ったわけじゃないし、私は首を横に振る。
「そうですか」
と答えた長谷川くんの顔が、少し残念そうに見えたのは、きっと私の思い込みだ。
私はふっと視線を落として、バックを肩にかける。
長谷川くんが何も言わずにカゴを片付けてくれた。
「あ、ありがとう」
「いえ………」
長谷川くんは囁くように言ってから、腕時計に目を落とした。