可愛い系男子と部活恋愛します???
花火
カタッカタッ
トコットコッ
さっきから何も会話しなく、二人の足音だけが聞こえる。
一体どこに向かっているのか、彩弓には分からない。
無言のまま、人気の少ない坂を手を繋ぎながらあがる。
彩弓は少し不安になりながらも柚紀先輩についていく。
柚紀「彩弓ちゃん、もうつくよ。」
柚紀先輩はそう言い彩弓も頑張って坂に行く。
すると、どうやら目的地についたようで。
周りを見渡すと、景色がとても綺麗な場所にいた。
『わぁー!すごい綺麗な景色ですね!』
思わず興奮してケータイをとりカメラで写真を撮った。
柚紀「喜んでもらえてよかったよ。
ここ、花火を見る絶景ポイントなんだよ。
この場所は、僕しか知らないからね。
ゆっくりできて落ち着ける場所なんだ。」